天皇皇后両陛下と長女・愛子さま、ご一家そろっての“夏休み”です。

両陛下と愛子さまは、18日午後6時半ごろ、栃木県那須町の那須御用邸の庭を散策されました。

ご一家は、沖縄の夏の正装「かりゆし」姿で散策を楽しんだあと、取材に応じられました。

天皇陛下
「3人そろって那須を訪れることができてとても嬉しく思っています。那須の豊かな自然に触れながら、3人でゆっくり過ごせたらと思っております」

皇后さま
「やはり東京と比べてとても涼しくて、空気も爽やかで、森林浴というか緑の中で、楽しませていただいております」

愛子さま
「7月に那須にうかがうのが4歳のとき以来、20年ぶりくらいなので。また違う楽しみが見つけられそうで、色々な楽しみを見つけられたら」

今年、社会人2年目を迎えた愛子さまは日本赤十字社の仕事について、次のように話されました。

愛子さま
「まだ1年目と変わらずというか、同じように日々新しい発見もありつつ、新しい体験もしながら、充実した毎日を送ることができております」

また、皇后さまは今年前半を振り返り、「『戦後80年』ということで、硫黄島、沖縄、広島、モンゴルを訪問させていただいて、ありがたい経験をさせていただきました」などと話されました。

今回、陛下と皇后さまはユリの柄が入ったおそろいのシャツを着用されていて、違う柄のかりゆしウェアを着た愛子さまが「私だけ…」と大きく笑いながら話される場面もありました。

ご一家は、一週間ほど滞在される予定です。