熊本労働局に新たな局長が着任し、企業の賃上げ支援や多様な人材が活躍できる環境づくりに取り組みたいと抱負を語りました。
7月8日付で熊本労働局長に着任したのは、金谷雅也(かねたに まさや)局長です。

金谷局長は京都市出身の52歳で、1997年に当時の労働省に入り、これまで福島労働局総務部長や復興庁の参事官などを務めてきました。
熊本労働局 金谷雅也局長(52)「物価高に負けない賃上げが必要になってくる」
金谷局長は会見で「最低賃金引き上げに伴う企業の賃上げ支援に全力を挙げたい」と強調しました。
また、熊本がTSMCの第2工場建設に伴う経済効果を得るには、労働力の確保が重要との考えを示し、人手不足の解消や多様な人材が活躍できる環境の整備にも力を注ぐ考えを示しました。