また、5年前から数年間、コロナで経営が苦しくなった時には…

Q「そういった中でもツバメは毎年やって来た?」
「はい、唯一の救いみたいな感じですね。ツバメが帰ってくるみたいにお客さんを、コロナが明けたら帰ってきてくれないかなとは思っていました」

コロナが流行している間も変わらずツバメを見守り続けた旅館。
願いが通じたのか、いまでは客足が回復しつつあると言います。

ところでこのツバメ、県の「レッドデータブックとっとり」で、絶滅の危険が増大している種を指す「絶滅危惧Ⅱ類」に分類されているコシアカツバメなんです。

このことを去年知った中野支配人は、多くの人に知ってもらおうと、ロビーで自身が撮った写真や資料の展示を始めました。