おにぎりで地域のにぎわいを作り出そうと、大分県国東市の高校で新しいメニューを開発するプロジェクトが始まりました。

この取り組みは、産学官で連携して地域の課題を解決できる人材を育てようと、国東高校で実施されました。

ビジネスITコースの3年生19人が17日、5つの班に分かれておにぎりとおむすびを組み合わせた「おにむすび」をプレゼンしました。

(生徒)「私が考えたのは『おかかの健康おにむすび』です。全体的な味はおかかで具材はきくらげ、ひじき、ほうれん草です」

生徒は地元の特産品を使ったものや、食品ロス削減をテーマにした9種類を提案し、別府短大の教授や国東市商工会のメンバーらからアドバイスを受けました。

このあと、各班ごとに商品化を支援する商工会のサポーターが決まり、生徒らと今後販路の開拓や製造に向けた議論を一緒に深めていきます。

(生徒)「国東市や商工会の方々と連携して、さらにいいおにむすびを作れたらいい」「たくさんの人におにむすびを食べていただけたらいい」

生徒は今回のアイデアを改良しながら2026年1月、地元の事業者に向け商品を提案する予定です。