大分県内で6月、ホテルや旅館に泊まった人は、直行便が就航した台湾からの客が去年から増加する一方、香港からの客が大きく減少しました。
県の観光統計調査によりますと、6月に県内のホテルや旅館を利用した宿泊者数は、36万4000人あまりで、前年同時期と比べおよそ2600人増加しました。
6月は閑散期ということもあり、去年9月以来、9か月ぶりに40万人を下回りました。
国内客がわずかに増加し、外国人客が3%減少しました。外国人客の出発地別では、4月に直行便が就航した台湾が去年から5000人余り増え、2か月連続で2万人を超えています。
一方で香港からは、4割以上の大幅な減少となっていて、県は7月に日本で大地震が起こるという“うわさ”の影響があったのではないかと分析しています。