毎年恒例の「全国やきものフェアinみやぎ」。

午前10時の開幕を待ちわびた多くの人で行列ができました。

会場では全国200の窯元、作家の作品を展示・販売しています。

出井隆(いでいたかし)さんのブースに展示されている岡山県の備前焼は、細かい気泡が無数に含まれ通気性が良く、花瓶は花がより長持ちすると言われています。

保冷性や保温性にも優れていて、備前焼のコップは夏には冷たいビールを、冬には温かいお茶を楽しむのに適しています。

また、県内の30代の若手作家2人がそれぞれの作品を販売するブースもあります。

仙台市の針生峻(はりうしゅん)さんと柴田町の太田理彦(おおたみちひこ)さんは宮城の陶芸界を盛り上げようと活動していて、作品は人気飲食店などでも使用されています。

この「全国やきものフェアinみやぎ」は宮城野区の夢メッセみやぎで今月21日まで開催されています。

訪れたひとたちはお気に入りの一品をじっくりと探し求めていました。

山形から訪れた夫婦
「初めて来た。日々の暮らしの彩りとしていいと思う」
訪れた人
「毎年来ている。作家さんと直接話しながら買えるのがすてきだと思う」

販売されている「やきもの」は、器だけではありません。

同時開催されている「パンもやきものだものフェア」では宮城県内の有名パン店が日替わりで出店し、ふんわりと香ばしい香り漂うおいしそうなパンが並んでいます。

「全国やきものフェアinみやぎ」は、仙台市宮城野区の夢メッセみやぎで7月21日まで開かれています。