広島県北広島町で、5日間行方が分からなくなっていた高齢者を山の中で発見した北広島町の会社役員・大内貴光さん(53)に、警察から感謝状が贈られました。
6月16日、北広島町に住む高齢男性が、自宅から外出したきり行方がわからなくなっていました。消防団員でもある大内さんは、警察などとともに男性を探しましたが、捜索は難航したといいます。
しかし、行方がわからなくなってから5日後。調査の仕事で山に入ったところ、座っていた男性を発見したということです。大内さんは家族を通じて関係機関に連絡し、男性にスポーツドリンクを提供しながら、一緒に救助隊を待ちました。
大内貴光さん
「『これ美味いのぉ』と飲んでいた。とても美味しそうな顔で飲んでいて、喉がカラカラだったと思うので」
男性はケガもなく、無事だということです。大内さんは「見つけることが出来て本当によかった」と話していました。