今回の参議院選挙、テレビ高知では、徳島・高知の“合区”選挙区に立候補している4人の候補者の戦いぶりを取材しました。徳島と高知、それぞれの県での選挙戦に密着していて、今回は、自民党の新人・大石宗候補の、徳島での戦いぶりをお伝えします。
参議院議員選挙、徳島・高知選挙区には、4人が立候補しています。
(届け出順)
◆自民党・新人 大石宗 候補(おおいし・しゅう)
◆無所属・現職 広田一 候補(ひろた・はじめ)
◆参政党・新人 金城幹泰 候補(きんじょう・みきひろ)
◆政治団体 NHK党・新人 中島康治 候補(なかじま・やすはる)
◆大石宗 候補
「昔も今も変わらないのは、やっぱり都市と地方の格差です。地方の問題を解決しないといけない。そのために、ふるさとを再生していくためには、国政の力が必要なんです」
自民党の新人、大石宗候補(44)。徳島での戦いは、知名度の向上が必須です。
選挙戦が始まるまでにも、徳島県内全24市町村に足しげく通っていて、徳島の有権者との信頼を築くために汗を流してきました。
◆大石宗 候補
「多くの仲間の皆様とともに、お邪魔させていただいております。こちら北島の皆様に、選挙戦のお願い、ごあいさつにあがらせていただいております」
徳島と高知は、人口減少や南海トラフ地震などの共通課題を抱えています。「都市集中から地方分散」を掲げ、徳島のために国政で仕事をすることを約束します。
◆大石宗 候補
「合区は解消しないといけない。だけれども、合区制度がある以上は、この徳島と高知の、本当の切実なる、68万人の徳島県民・65万人の高知県民、本当に1人1人県民の命を背負って、思いを背負って仕事をしなければならないのが、この合区の参議院議員の仕事であります。私は『都市集中から地方分散』、これを日本の国の大きな基軸にしたい。その思いで今回の参議院議員選挙に臨んでいます。地方分散型の社会において大事なのは、こういった地産地消、これが基本にあって、その商品を外に出していく、そして地域経済を守っていく」
SNSも欠かせないツールに。有権者に直接、自分の考えや訴えを伝えられることから、積極的に活用してきました。
徳島でも党の組織力を生かします。自治体のトップや議員も応援に駆けつけ、ともにマイクを握ります。
徳島でも「受け入れられてきた」と話す大石候補。高知と同じように、徳島も「ふるさと」と考え、全力で支持拡大を目指します。
◆大石宗 候補
「急がれる物価高対策にも、スピード感と柔軟性を持った対策をしっかり打ってまいります。合わせて、給付金のみならず様々な対策を、多面的に取り組んでまいります」