厚生労働省によりますと、脳卒中は日本人の死因の第4位で、後遺症で手足にまひが残り、歩行などに支障が出る場合もあります。こうした患者の体の動きをサポートするのに欠かせないのが義肢装具士なのです。

ただ新潟医療福祉大学によりますと、義肢装具士の養成学校は全国でわずか9校で、新潟県内では新潟医療福祉大学のみです。

【参加した患者】
「こういう患者は減ることはないと思います。突然の病にかかるんですから」
「もう視野が広がります。装具一つでありがたいです」

【参加した学生】
「歩けなかった人が、自分の作った装具で歩けるようになるとか、人のために役立てるというのは、すごく魅力的だと思います」
「患者さんのリハビリに必要な仕事だと思うので、もっと知ってもらえたらいいなと思います」

病と闘う患者を支える義肢装具士を目指して、学生は懸命に学んでいます。