今回の参議院選挙、テレビ高知では、徳島・高知の“合区”選挙区に立候補している4人の候補者の戦いぶりを取材しました。徳島と高知、それぞれの県での選挙戦に密着していて、今回は、政治団体NHK党の新人・中島康治候補の、徳島での戦いぶりをお伝えします。
参議院議員選挙、徳島・高知選挙区には、4人が立候補しています。
(届け出順)
◆自民党・新人 大石宗 候補(おおいし・しゅう)
◆無所属・現職 広田一 候補(ひろた・はじめ)
◆参政党・新人 金城幹泰 候補(きんじょう・みきひろ)
◆政治団体 NHK党・新人 中島康治 候補(なかじま・やすはる)
◆中島康治 候補
「選挙に行ってください。徳島県の人が出ていないからとか、徳島出身じゃない人が出ているから選挙に行かないというのは、やめてください」
政治団体「NHK党」の新人、中島康治候補(46)です。徳島の大学を卒業。また、10年間徳島市に住んでいたこともあり、徳島にはゆかりがあります。
徳島県で中島候補が指摘したのが、2023年に行われた参院補選の「投票率の低さ」。高知の候補者同士の突発的な選挙戦でしたが、徳島での投票率は23.92%と、関心の低さが浮き彫りとなりました。
今回の選挙戦では、高知・徳島関わらず、生活に直結する減税などを主張し、投票を呼びかけています。
◆中島康治 候補
「投票に行って自民・公明を過半数割れに追い込めば、消費税は下がるんです。これは『割引券』なんです、今回の投票券は。いいですか、『ガソリンあしたから10円、20円高くなる』やったらみんなどうしますか?並んででも入れに行くでしょ?並びに行く必要は無い。新聞の広告に『10%割引』って、『全品10%割引』やったらどうします?スーパーに買い物行くでしょ?その労力があったら、投票に行く労力を惜しまないでほしい」
3人ほどの陣営で臨んでいる選挙戦。2つの県という広大な選挙区では、ポスターを貼るだけでも多大な時間を費やします。
中島候補も自ら車を運転し、各地の掲示板に1枚1枚、丁寧にポスターを貼っていきます。
◆中島康治 候補
「こういった山間部で貼っていなかったら、なんか『見捨てられてる』って感じですもんね。3人とかなんで、ちょっと時間はかかっていますが、要所要所のところは貼ってますので、皆さん見とってください、お願いします」
◆中島康治 候補
「投票に行ってください。せっかくの、皆さんの手元の投票用紙、選挙権。これを捨てないでください」