栗原市の初代市長を12年にわたり務めた佐藤勇(さとう・いさむ)さんが7月12日に亡くなりました。82歳でした。

兵庫県出身の佐藤勇(さとう・いさむ)さんは2003年まで県議会議長を務めた後、2005年に10町村が合併し誕生した栗原市の初代市長に当選。

2017年まで3期12年にわたり市長を務めました。

市長に就任してからは、2008年の岩手・宮城内陸地震と2011年の東日本大震災で被害を受けた市内の復興と発展に尽力しました。

栗原市によりますと佐藤さんは市内の病院で、7月12日夜、肺炎のため亡くなりました。82歳でした。

葬儀は近親者だけで執り行われ、後日、市内でお別れの会が開かれるということです。