専門家にきく“カラス対策” におい・光のカラス避け、効果ある?

山形キャスター:
荷物を送りたいのに丁度いいサイズのダンボールがないという時に使えるものがあります。

シモジマの「HEIKO 可変式ダンボール」は、ふたや側面に折り目がついているので、中身にあわせて箱の高さを変えることができます。

また、置き配というと盗難だけではなく、カラスに突かれて中身が出てしまうということもありますよね。

対策について、専門家のCrowLab(クロウラボ)・塚原直樹さんに伺いました。

例えばカラスが嫌な臭いをつけるという対策も考えられますが、カラスは嗅覚が鈍いため、あまりよくないということです。

さらに光などの視覚的な刺激で追い払う場合も、最初はもちろん嫌がりますが、慣れてしまうということです。

塚原さんによると、「玄関前の箱を突いて食べ物があった」という経験をしたカラスは、どんな箱でも突いて、中に何が入っているか探るようになるそうです。

そのため、置き配ボックスなどで物理的に突かせないことが、最も効果的ということで、ダンボールだけではなかなかカラスの対策は難しいようです。