今回の参議院選挙、テレビ高知では、徳島・高知の“合区”選挙区に立候補している4人の候補者の戦いぶりを取材しました。徳島と高知、それぞれの県での選挙戦に密着していて、今回は、自民党の新人・大石宗候補の、高知での戦いぶりをお伝えします。
参議院議員選挙、徳島・高知選挙区には、4人が立候補しています。
(届け出順)
◆自民党・新人 大石宗 候補(おおいし・しゅう)
◆無所属・現職 広田一 候補(ひろた・はじめ)
◆参政党・新人 金城幹泰 候補(きんじょう・みきひろ)
◆政治団体 NHK党・新人 中島康治 候補(なかじま・やすはる)
◆大石宗 候補
「この高知から、今の閉塞感の漂う日本の政治全体に風穴を開けていく、私はその先頭に立って戦う決意です」
自民党の新人、大石宗(おおいし・しゅう)候補、44歳。高知県議会議員選挙には4回当選していて、国政選挙は3回目の挑戦です。
◆選挙カー
「こちらは大石宗、大石宗でございます」
政治家人生では、野党として活動してきた時期もありました。様々な立場で政治に関わってきたからこそ、物価高などが喫緊の課題となっている今、政権を担えるのは実力のある政党だと強く感じています。
◆大石宗 候補
「物価高に対して、消費税やガソリン税、これを減税をする。これが1つの大きな争点であります。私たちは、減税ではなくて給付という形で結果を出そうとしています」
◆大石宗 候補
「そしてもう1つ大事なことは、日本の国の構造を変える大きな改革に手をつけていくことも、政治の大変重要な役割であります。その改革は何か。私は、都市集中から地方分散へ。今、人とモノと金がどんどん都市に集中するこの日本の形を大いに改めて、日本全国豊かな地方が存在する、そういった日本に変えていかないといけない」
組織力を存分に生かし、高知県選出の国会議員などがスムーズに引き継ぎながら、有権者1人1人に訴えを広げます。
党本部からも小泉農水大臣や石破総裁が応援に来る、力の入れようです。掲げたテーマは「政治刷新」。20年間の政治家人生で得た、政党や党派を超える県民とのつながりを生かし、選挙戦に臨んでいます。
◆大石宗 候補
「『政治刷新』、それは、パフォーマンスや批判に明け暮れ国民同士で足の引っ張り合いをする、そういった政治を打破して、1歩1歩、本当に国民のためになる政治を実行していく。成果の出る政治をやってまいります」