全国に温泉旅館を展開する星野リゾートが、16日、玉造に続いて島根県内2軒目となる宿が、出雲市大社町の日御碕にオープンします。しかし、なぜ島根に2軒も作ったのでしょうか?

あす、出雲市大社町の日御碕灯台そばに開業する温泉旅館「界 出雲」です。

「界」は全国で星野リゾートが展開する温泉旅館ブランドで、出雲は21軒目。ただ島根県には、すでに「界 玉造」があります。

界 出雲 富井亜美 総支配人
「島根県の魅力が1施設展開でも止まらず2施設展開でも豊富にある。(日御碕は)夕日がキレイで意外と知られていない朝焼けの美しさを館内滞在していただくと全て見ていただける点にポテンシャルを感じている。」

星野リゾートが認めたのは、観光資源のポテンシャルの高さ。「界 出雲」のコンセプトは「灯台と水平線を望む お詣(まい)り支度の宿」

客室は全39室で、東側は日本海に浮かぶ出雲松島と、朝焼けの景色を感じる事ができます。

日御碕灯台を望む西側の客室は、夕日と共に景色の移り変わりを堪能できます。

さらに、出雲大社へのお詣り支度を演出するのが食事です。

神様に献上する食事を意味する「神饌(しんせん)」。
朝食として提供される特別メニューです。

さらに、夕食は冬の味覚、松葉ガニを堪能できるプランも。

気になる予約状況について聞いてみると、、

界 出雲 富井亜美 総支配人
「ありがたいことに12月まで予約が埋まっていて、年明け、是非予約をお願いします。」

早くも注目の「界 出雲」は、16日、オープンを迎えます。