島根県松江市の60代女性が、約1180万円をだまし取られるSNS型投資詐欺被害にあっていたことがわかりました。

女性は今年4月28日、動画サイトで著名人が優良株を紹介するという広告を見て興味を持ちアクセスしたところ、SNSアプリのアカウントが追加され、SNSアプリのグループに招待されました。

そのグループで「川中」と名乗る株取引アドバイザーから、「毎日安定した収益があり、最終的なリターンは400%以上になる」などとメッセージが届き、AIを使った株取引を勧められたといいます。

女性は儲かるならと思い、指示された株取引用アプリをダウンロード。「木谷」という入金担当者から指定された口座に、6月12日から19日までの間に9回にわたり合計1180万円を振り込み、金をだましとられたということです。

警察は、SNSで知り合っただけの人を簡単に信用せず、「必ず儲かる」「あなただけに教えます」など持ちかけられた場合は詐欺を疑い、すぐに警察に相談するよう呼びかけています。