幡多地域の医療機関が連携することで質の高い医療提供体制を確保を目指し、地域医療連携推進法人「はたまるパートナーズ」が設立され、記念式典が開催されました。

地域医療連携推進法人「はたまるパートナーズ」は幡多地域にある6つの医療機関が参加して3月に設立されました。

高知県内では3番目の地域医療連携推進法人で、初めて公立病院が参加しています。目的は人口減少や過疎高齢化が進む幡多地域において持続可能で質の高い医療を提供することです。各医療機関が連携し医療人材の交流や医薬品の共同購入などで経営の効率化をはかるとともに、共有された患者情報により包括的な医療の提供が可能になるといいます。

12日、四万十市で開かれた記念式典では、医療機関や自治体などからおよそ80名が出席し、法人の設立を祝い地域医療のさらなる発展に期待を寄せていました。

(地域医療連携推進法人「はたまるパートナーズ」矢部敏和 代表理事)
「幡多全体の医療機関、行政、介護も含めみんなが共同して1つのメディカルセンターになるようなことになり、安心して医療を受けていただけるということができるようになれば良いなと思います」