高知県内は各地で大雨となり一時、大雨・洪水警報が発表されました。交通機関にも影響が出たほか、越知町では土砂崩れによって孤立した集落もあります。
県内は低気圧の影響で大気の状態が非常に不安定となっていて各地で非常に激しい雨が降りました。この大雨で一時、高知市に大雨と洪水警報が、越知町に大雨警報が発表されましたが、現在は注意報に切り替えられています。

降り始めからの降水量は津野町船戸で265.5ミリ、仁淀川町鳥形山で262ミリなどとなっています。(12日午後2時~14日午後3時)
この影響で越知町の鎌井田本村の町道が崩れた土砂で塞がれ、14世帯29人が孤立しているということです。越知町によりますとけが人はおらず連絡も取れていて、15日午前中の孤立解消を目指すとしています。

交通機関にも影響が出ました。JR土讃線は一部区間で現在も運転を見合わせていて、今後の運行については雨の様子を見ながら判断するということです。また一部の空の便にも欠航や遅れが出ています。この雨は夜遅くまで続く見込みで、高知地方気象台は、今夜にかけて中部・東部では低い土地の浸水や河川の増水、中部・西部では土砂災害に十分注意するよう呼びかけています。