福島第一原発の処理水について、東京電力は14日、今年度2回目となる海への放出を始めました。

東京電力は、福島第一原発の放射性物質トリチウムを含む処理水について、今年度2回目、通算で13回目となる海への放出を14日午前11時半すぎに始めました。今回は、これまでと同じおよそ7800トンの処理水を海に放出し、8月1日に放出が完了する予定です。

東京電力は、今年度、5万4600トンの処理水を7回に分けて海に放出する方針です。

台風の接近に伴い、東京電力は「高潮警報が出た場合などは、一時的に中断する可能性がある」としています。