青森県八戸市出身のプロ4年目、北海道日本ハムファイターズの福島蓮 投手が、今シーズン初登板で初勝利です。

キャンプは1軍だったものの、12球団屈指の層の厚さを誇る「日本ハム」の先発陣の中で開幕後はファームで調整を続け、13日のオリックス戦が今シーズン初登板となった福島蓮。

試合開始からエンジン全開で、最速155km/hのストレートなどで簡単に2アウトを奪います。

その後、ピンチを招きますが、冷静に後続を断ち切り初回を無失点でしのぎます。

この日の福島は2回にノーアウト満塁と絶体絶命の場面でも動じずに、ストレートを主体に外野に飛ばさせないピッチングでスコアボードに「0」を並べます。

勝利投手の権利がかかった1点リードの5回のマウンドも、1アウトからヒットを許して一打同点の場面となりましたが、キャッチャーの田宮が盗塁を刺すと、4番・杉本に対する、この日90球目!

渾身の148km/hのストレートで5回を投げ切った福島。

その裏の打線の爆発もあり、4対0で「オリックス・バファローズ」を退け、福島は今シーズン初勝利を挙げました。

日本ハム 福島蓮 投手
「田宮さんのリードを信じて投げ切りました。もっと勝ってチームに貢献できるように、あとは、もっと長いイニングを投げられるようにがんばります」