大船渡市の大規模山林火災の影響で延期されていた東日本大震災の鎮魂の花火が12日、釜石市で打ち上げられました。
釜石市の夜空に大輪の花を咲かせたのは「白菊」と名付けられた打ち上げ花火です。東日本大震災と能登半島地震の鎮魂と復興を祈って市民らでつくる実行委員会が打ち上げました。例年3月11日に打ち上げられていましたが、大船渡市の大規模山林火災の発生に伴って発令された山火事警戒宣言を受けて延期されていました。
3・11祈りと絆「白菊」実行委員会 岩﨑昭子会長
「大船渡のみなさんも負けずに一歩が始まっていると思うので、
訪れた人たちは被災地への思いを胸に夜空を照らす花火を見つめていました。
思いを同じにして三陸のみんなで頑張っていきたいなと」
訪れた人たちは被災地への思いを胸に、夜空を照らす花火を見つめていました。