鹿児島県内では14日夕方にかけて、大気の状態が非常に不安定になるおそれがあり、土砂災害に警戒が必要です。
県内には暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。屋久島町尾之間では、9日の降り始めからの総雨量が287ミリを観測しています。
県内では14日朝にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降るおそれがあります。
14日までに予想される1時間雨量は、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方で50ミリ、奄美地方で40ミリです。
14日夕方までに予想される24時間雨量は多いところで、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方で120ミリ、奄美地方で100ミリです。
気象台は、土砂災害に警戒を呼び掛けるとともに低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意を呼びかけています。
また地震が相次いでいる十島村では、これまでの雨により地盤が緩んでいるところがあるとして、土砂災害に警戒するよう呼びかけています。