ディズニーの「シンデレラ城」のモデルになったとも言われるドイツのノイシュバンシュタイン城が12日、ユネスコの世界遺産に登録されることが決まりました。

ロイター通信によりますと、ノイシュバンシュタイン城は1860年代、南部バイエルン州に国王ルートヴィヒ2世の命令で着工、現在では毎年140万人が訪れる有数の観光スポットとなっています。

また、城を訪れたウォルト・ディズニーにディズニーのロゴの着想を与えたということです。

ユネスコはノイシュバンシュタイン城について、「周囲の風景を巧みに利用し、完璧な人工世界と地上の楽園を創造した」と評したうえで、「その視覚的表現などの芸術性は、現代の映画やテーマパークの演出にも影響を与えている」と称えています。