北朝鮮の国営メディアが、金正恩総書記とロシアのラブロフ外相が会談したことについて報じました。金総書記は、ウクライナ情勢をめぐりロシアを無条件に支持すると改めて表明したということです。
北朝鮮国営・朝鮮中央テレビのけさの放送。金正恩総書記がロシアのラブロフ外相を船で出迎え、中へ案内しています。
朝鮮中央テレビや国営の朝鮮中央通信などはけさ、金総書記がきのう、北朝鮮を訪れているラブロフ外相と会談したことを報じました。
会談ではラブロフ外相がプーチン大統領のあいさつを伝え、これに対し、金総書記もプーチン氏に送るあいさつを伝えたということです。
その上で、「包括的戦略パートナーシップを一層発展させ共同の核心的利益を守るための一連の重要問題」や、「各分野における相互協力事項」などについて意見が交換され、「完全一致の立場を確認した」としています。
そして、金総書記は、ウクライナ情勢をめぐるロシアのすべての措置を無条件に支持すると改めて表明したということです。
また、北朝鮮メディアは、この会談に先立ち行われた崔善姫外相とラブロフ外相の会談についても報じました。
この会談は、去年11月に続く2回目の戦略対話で、ラブロフ氏は北朝鮮の「国家の安全と主権を守ろうとする正当な努力」に対する「不動の支持」を表明したということです。
北朝鮮の核開発を念頭に置いた発言とみられます。
ラブロフ氏は外相会談後の会見で「我々は北朝鮮の願いを尊重し核開発を追求する理由を理解している」とも述べました。
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