岩手県大船渡市内の3つの海水浴場が12日、一斉に海開きしました。このうち吉浜海水浴場では7年ぶりの待ちに待った海水浴です。
大船渡市三陸町の吉浜海水浴場で越喜来浪板と綾里3ヶ所の海開きが合同で行われ、関係者らがシーズン中の賑わいと海の安全を祈願しました。震災前の2010年にはおよそ1万5千人が訪れる人気の海水浴場だった吉浜海水浴場は、震災7年後の2018年に一旦海開きをしましたが、海中に津波のがれきが残っていたためその年の途中に閉鎖され、その後、海開きは行われていませんでした。県によるがれきの除去作業が終わり、今年は7年ぶりの海開きです。
来場者は
「海開きに来てうれしいです」
大船渡市内には今シーズン3ヶ所の海水浴場が開設され、合わせておよそ5千人の海水浴客を見込んでいます。