フードバンク山梨の調査で、
食料支援を受けた子育て家族のおよそ3人に1人が1日300円未満の食費で生活していることや、学習に必要な文房具がない子どもがいる実態が浮き彫りとなりました。

この調査は、フードバンク山梨と山梨大学が食料支援を受けた子育て世帯を対象に行いました。
今回は初めて小学生から高校生を対象に学習についても調査し、
その結果、265人中9人がえんぴつやノートなど学習に必要な文房具が
「ない」「足りない」と回答しました。
また、およそ6人に1人が勉強がわからない時に聞ける人が「いない」、「足りない」としました。
米山けい子理事長:
この飽食時代に学習に必要なものがない人が1人でもいることが問題です。
一方、保護者162人が回答した調査では、全体の35%が1か月の世帯収入が15万円以下であること、コロナ禍や物価の上昇により、およそ3人に1人が1日の300円未満の食費で生活していることも明らかとなりました。