釜石市でネコの保護と譲渡活動を行う施設が物価高騰の煽りを受けて、厳しい運営が続いています。施設では活動を支えてほしいと製作するカレンダーへの広告協賛を募っています。

活動への支援を呼びかけているのは2019年から飼い主のいないネコの保護と譲渡活動に取り組む釜石市の保護猫アンドゥです。

近年、沿岸部でネコが増えすぎて飼いきれなくなる「多頭飼育崩壊」の発生が増加し、保護するネコの頭数が増える一方で、物価高騰によりエサ代などの費用がかさみ施設は厳しい運営が続いています。

そんな中、施設では保護したネコの写真を使ったカレンダーを毎年製作して1部1500円で販売し、売り上げを保護活動に役立ててきました。

2025年秋に販売する予定の来年用のカレンダーは、支援の広がりを期待して新たに広告のスペースを設け、協賛金を募ることにしました。
金額は1口1万円で企業や団体、個人など問わず受け付けます。

施設の責任者の鈴子真佐美さんは「1匹でも多くのネコが安心して暮らせる家族の元に行けるよう手助けをお願いしたい」と話し、多くの協力を呼びかけています。
協賛の申し込み期間は7月いっぱい。
問い合わせは電話0193ー22ー1897保護猫アンドゥまで。