マドンナをはじめ多くのアーティストたちにその才能を絶賛された日本人ダンサー、ケント・モリさんが、12日富山市にやってきました。市民100人と幸せを感じさせるステージを披露しました。

11月12日土曜、富山市のグランドプラザに集まった、たくさんの人…。
その視線の先には、世界的なダンスアーティストKENTO MORIさんです。

KENTO MORIさんは、これまでマドンナの専属ダンサーを務めたほか、2009年に亡くなったマイケルジャクソン本人に扮し、世界19カ国に向けてダンスを配信。

さらに追悼ワールドツアーのメンバーとして世界をめぐり、これまで50カ国200以上の都市でパフォーマンスを行っています。

この日行われたイベントは、「ドリームダンスプロジェクト」。ダンスや音楽に親しみ、富山県の芸術文化が広がってほしいと富山市が企画しました。

プロジェクトではKENTO MORIさんを講師に向かえ、10月からダンスレッスンを開始しました。この日は4歳から64歳までのおよそ100人が参加し、レッスンの成果を披露しました。

楽しそうに踊る参加者やテンポの良い曲に、観客もつられて踊りだすなど会場は熱気に包まれていました。

参加者:
「(KENTO MORIさんは)すごくしゃきしゃきしていて、すごくかっこよかったです」

参加者:
「初めてこんなハードなダンスをやって、最初はきつかったけど、やっている内に楽しくなって、素敵な思い出になりました」

イベントの後半には、富山市の藤井裕久市長もダンスステージに登場。スーツ姿でリズム感たっぷりに踊る姿に歓声が沸き起こっていました。

富山市 藤井裕久市長:
「ダンスというのはいいですね。お子さんからお年寄りまで全ての人が楽しめるそんな企画だと思いました。やって良かったです」
「(Q:かなりノリノリでしたね。)お恥ずかしい限りで。周りの子どもたちに教えてもらいながらやっていました」
「100点中の30点ですね。でも楽しめれば100点です。へたくそでも」

KENTO MORIさん:
「DREAM DANCE PROJECTという今回のプロジェクトなんですけど、まさに夢の中で、夢舞台だと僕は本当に感じていて。最幸。最も幸せという字を僕は使っているんですけど、あなた僕自身が1番幸せだなと思う、最も幸せな最幸の瞬間でした」「富山市のこのあり方を全国世界中がマネするべきだと思います」