夏の高校野球富山大会の注目校を紹介する企画。今回は入善高校です。県内で初めて3年生の女子マネージャーが公式戦のシートノックを務めることになった入善高校です。

左打ちで軽快なノック音を響かせているのは…入善の女子マネージャー、窪田綾乃さん(3年)です。
夏の富山大会では試合前に各チームに5分間の守備練習の時間が与えられます。
ことしは窪田さんが県内初の女性ノッカーとしてシートノックを務めることになりました。
入善 女子マネージャー窪田綾乃さん(3年)
「県内初とかも知らなかったし、そんな大ごとになると思ってなかった」
窪田さんにノックを勧めたのは籅谷大輝監督。窪田さんが遊びでバットを振っていたところ「経験者」だと感じ、去年の夏ごろから本格的に練習時のノックを任せたといいます。
監督の予想通り、窪田さんは小学2年生から野球を始め、地元の少年野球チームに所属していました。

中学に進学すると、女子ソフトボール部に入部。
入善にもソフトボール部がありますが、野球部のマネージャーの道を選びました。
入善 女子マネージャー窪田綾乃さん(3年)
「マネージャーをしてみたかった。憧れだったから。自分の打ったボールを選手が、ちゃんと取っていいプレーをしてくれるところ(がうれしい)」