青森県内の5月の有効求人倍率は1.07倍となり、前の月と同じではありましたが、青森労働局は引き続き、物価上昇などが雇用に与える影響に留意する必要があるとしています。

青森労働局のまとめによりますと、県内の5月の求人数は2万4432人に対して、求職者数は2万2882人でした。

この結果、求職者1人あたりの求人数を示す有効求人倍率は1.07倍でした。求人倍率は、4月まで2か月連続で下がっていましたが、5月は横ばいとなりました。

ハローワークの管内別の求人倍率は、県内9つのうち5つの管内は1倍を超えた一方で、青森、むつ、黒石、五所川原が下回りました。

青森労働局は「引き続き物価上昇などが雇用に与える影響に留意する必要がある」としています。