インターネットを活用した納税を呼びかける取り組みが10日、大分市の金融機関で実施されました。
大分市の大分銀行本店では、キャッシュレス納付の体験ブースが設置されています。この取り組みは、年に2回の源泉所得税の納税期限にあわせて、大分税務署が初めて金融機関と連携して実施したものです。

法人税なども国税庁のホームページから「e-Tax」を活用して納付できますが、大分県はこうしたキャッシュレス納付率が22.9%と全国で3番目に低いのが現状です。
電子納税は5分ほどで手続きが終わるため、金融機関としてもコスト削減につながります。
(大分税務署・前岡まゆみ広報官)「税金の納付をキャッシュレスですることで、大分県全体のDXを進めていきたいと思います。簡単便利というのを体験していただけると思います」
大分税務署は今後も金融機関と連携して、キャッシュレス納付率を5割まで向上させたいとしています。