井原市美星町に新たなブランド豚が誕生しました。去年(2021年)、全国で3例目となる星空保護区に認定された美星町の活性化につなげようと、その豚の名前は「満天の星空」にちなんで名付けられました。

美しい星空を誇る井原市美星町です。去年11月には「星空版の世界遺産」とも称される星空保護区に認定されました。この満天の星空が広がる町で育ったのが、その名も「美星満天豚」です。
(JA晴れの国岡山美星加工センター 山室貴成さん)
「美星町の養豚場で育てられて、その豚がこの加工場に帰ってきて精肉商品や加工品になっていきます」
食を通じて美星町を知ってもらいたいと誕生した新たなブランド豚。甘みの強い肉にするためにエサにこだわっているといいます。
(JA晴れの国岡山美星加工センター 山室貴成さん)
「飼料にコメを混ぜているんです。透き通るような脂、きめの細かさが1番の特徴です」
加工場に隣接するお食事処・星の郷(ほしのさと)です。こちらでは、トンテキやハンバーグなど美星満天豚を使った定食が11月23日から期間限定で楽しめます。

(リポート)
「では、いただきます。すごく柔らかいお肉ですね。脂身は口の中でとろけるような感じで、甘みがあって美味しいです」

(JA晴れの国岡山総務部 別所和実課長代理)
「美星満天豚と聞いた時に美星町の星空をイメージしていただいて、県内外の観光客に来ていただいて、美星町の美味しいグルメを食べていただきたい」
星の町を美味しいお肉で盛り上げます。美星満天豚の加工品などは、11月23日からJA晴れの国岡山の直売所などで販売が始まるいうことです。