国賓としてモンゴルを訪問中の天皇皇后両陛下は、日本の援助で建てられた首都ウランバートル市内の学校を訪問されました。

日本時間の午後3時ごろ、出迎えた児童から花束を贈られた両陛下。日本の資金協力で無償で建てられ、5年前に開校した「ウランバートル市第149番学校」を訪問されました。この学校は、市の中心部から離れた場所に住む子どもらも通えるように郊外にあります。

学校では歓迎イベントが開かれ、両陛下は、モンゴルの伝統的な楽器・馬頭琴を使った演奏やダンスなどを観覧し、演目ごとに拍手を送られました。

さらにICT教室でパソコンを使った授業を見学されました。

「コンピューターの授業は楽しいですか」

小学6年の子どもがコンピューターを使って描いたイラストを見ると、両陛下は「個性的ですね」などと優しく声をかけられていました。

帰り際に子どもらが見送りにでると、両陛下も手を振って応えられました。