霧島連山の新燃岳は、9日も噴火が継続しています。
こうした中、気象庁は、「よりマグマの関与が強い噴火に変わってきている」と見解を示しました。

気象台によりますと、新燃岳では、7日からの連続噴火が現在も継続していて、火山性微動も断続的に続いているということです。

また、気象庁は8日の会見で「マグマの関与が強い噴火に変わってきている」との見解を示しました。

(気象庁の担当者)
「本格的なマグマ噴火に移行すると、大量の火山灰を噴き出す噴火が発生したり、溶岩流が発生したりすることが想定できる。」

気象台は、火口からおおむね3キロの範囲で大きな噴石などに警戒を、また、爆発による空振で窓ガラスが割れるなどの被害が出るおそれもあるとして、注意を呼びかけています。