ヒロシマの心を言葉を超えて伝えることしの「ヒロシマ・アピールズ」ポスターが、9日、制作者から広島市の松井市長に届けられました。

ポスターは制作を担当したアートディレクター、北川一成さんから贈られました。デザインは平和の願いを込めて白を基調に黒色で「PEACE」と5つの文字が描かれています。

北川さんは東京を中心に活動し、フランスなど海外で高い評価を得ているということです。

制作者・北川一成さん
「できるだけ力強く。ここにピースという5文字を感じられるそういう白のスペースを作り込んでいった」

ことしのポスターは両面とも表で反対側は白一色です。北川さんは「真っ白はありとあらゆる思い。見る人に問い続けてもらえれば」と話していました。

核廃絶を訴える「ヒロシマ・アピールズ」ポスターは今回が29作目で、広島市立の中学校、高校に配布されるほか、原爆資料館などで一般販売も行われます。