広島県福山市の常石グループと日本財団は、水素とバイオ燃料によってCO2を排出しない「ゼロカーボン航行」を世界で初めて成功させました。
こちらが世界初の航行を実現したタグボート「天歐(てんおう)」です。この船は、10月に常石造船から引き渡され、12月に備後灘で行った実証実験で、1キロ弱を単独走行しました。

RCC福山放送局 内田博文記者
「実証実験ではこちらのエンジンを使って、水素とバイオ燃料を一緒に燃やして船が進んだということです」
船内には「水素混焼エンジン」を2基搭載。今後は、重油と水素を混合して燃やすことで、CO2の排出量は化石燃料のみと比べ、約60%削減できるということです。また水素を貯めるタンクや、供給システムなども備えられています。

記者会見では、2026年度、水素のみを燃料とするエンジンを搭載した全長65㍍の旅客船を建造する予定であることが示されました。
ジャパンハイドロ 神原満夫 社長
「水素には未来があると考えていますので、未来の姿を見せられるよう(中略)期待していただければ」
また、洋上水素ステーションは、2026年の完成を目指していて、タグボートはこのえい航にも使われるということです。














