桜島では9日爆発的噴火が発生し、鹿児島市街地側で灰がふりました。灰はこのあとも市街地側に流れる予想です。

桜島の南岳山頂火口で9日午前4時40分に爆発的噴火があり、噴煙が火口から1500メートルの高さまであがりました。その後、降灰は鹿児島市街地へ流れました。

(記者)「車が通るたびに火山灰が舞い、視界が少し悪くなっています」

9日は傘をさしたりマスクを着けたりする人の姿が見られました。

(女性)「気分がめいる。暑さと灰で大変」

(男性)「目に入ったら痛いから嫌」

降灰はこのあとも西の鹿児島市街地方向に予想されています。
降灰予想は画像で掲載しています

気象台は「山体の膨張は引き続き高止まりが続いていて、山体膨脹が一度に解消されるような噴火が発生すると多量の降灰の可能性がある」として注意を呼びかけています。