盛岡市は9日、市内の教育保育施設1か所で感染性胃腸炎の集団発生があったと発表しました。27人症状がありました。
それによりますと、盛岡市の利用者と職員計50人以上が在籍する教育保育施設で、6月15日から7月2日にかけて利用者27人に嘔吐や下痢などの症状が確認されました。検査の結果、4人からアストロウイルスが検出されました。症状の出た利用者はいずれも回復または回復傾向にあるということです。
2025年度に盛岡市内で発生した感染性胃腸炎の集団発生は13件(岩手県内は23件)となりました。2024年の同じ時期は8件(岩手県内は12件)でした。
【アストロウイルス】
嘔吐や下痢が主な症状の急性胃腸炎の原因となるウイルスの一種。ウイルスが体内に取り込まれてから1~4日の潜伏期間を経て症状が現れ、4、5日ほどすると回復に向かう。
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