「青森ねぶた祭」の開幕まで1か月を切っています。
2025年に2年ぶりに運行する『青森青年会議所』では制作が山場を迎え、ねぶたの面に表情が描かれました。

ねぶた師が筆を手に向かうのは、大型ねぶたの出来栄えを大きく左右するとされる「面書き」です。

青森青年会議所は、運行関係者による暴力行為で2024年の祭は参加を自粛し、2025年に2年ぶりの出陣となります。

ねぶた師・立田龍宝さんは、団体の再出発となる作品を一筆、一筆に神経を研ぎ澄ませて仕上げていきました。

ねぶた師 立田龍宝さん
「イメージ通り、それ以上の面がかけたかなと思ってます。再出発の年なので、この1年はすごい大事な年だと思うんですね。来年・再来年に向けて。ですので、去年の悔しい思いも含めて、みんなで同じ方向を向いていこうと」

「青森ねぶた祭」は8月2日に開幕し、青年会議所を含めた23台の大型ねぶたが津軽の夏を熱く焦がします。