秋篠宮さまはきょう(8日)、水循環の健全化に貢献した個人や団体に贈られる「第27回日本水大賞」の表彰式に出席されました。

秋篠宮さまは午後1時すぎ、東京・江東区の日本科学未来館で開催された「第27回日本水大賞」の表彰式に出席し、あいさつされました。

秋篠宮さま
「私たちは、水から受ける恩恵に感謝し、健全な水循環系を礎とした国土と自然を後世に引き継いでいかなければなりません。本賞がそのひとつの契機となり、多くの人々がそれぞれの地域で水を守り、水について考える活動を実践していかれることを願っております」

「日本水大賞」には、農業用水路の管理データを作り総延長34キロにおよぶ水路図を完成させた群馬県立吾妻中央高等学校の生徒らが選ばれ、秋篠宮さまが生徒に表彰状を手渡されました。

続いて会場では、水環境に関して優れた研究をした高校生らが対象の「2025日本ストックホルム青少年水大賞」の表彰式も行われ、宮古島の地下水を農薬汚染から守る取り組みを続ける沖縄県立宮古総合実業高校の生徒らに表彰状が贈られました。

表彰式のあと、秋篠宮さまは受賞者らと交流し、「利用している人にとって喜ばしいことだと思いました」「次から次に色んな研究をされて素晴らしいなと思います」などとにこやかに声をかけられていました。