参議院選挙、徳島・高知選挙区の立候補者のポスターが、スプレーのようなもので赤く塗られていたことがわかりました。徳島県警が、公職選挙法違反の疑いで捜査しています。
徳島市選挙管理委員会によりますと、7日午前8時ごろ、参議院選挙、徳島・高知選挙区の立候補者のポスターが塗られていると、警察から連絡があったということです。
塗り潰されているのが見つかったのは、徳島市中心部の、徳島市立体育館前と、鳴門教育大学附属小学校前のポスター掲示板です。
被害の様子を撮影した画像からは、4人の候補者のうち2人のポスターの、名前や顔写真の目の部分が、スプレーのようなもので赤く塗られているのがわかります。

ポスターが赤く塗られた陣営からは警察に被害届が出されていて、徳島県警が、公職選挙法違反の疑いで捜査しています。
また徳島市内では、今回の件以外にも、公示後の7月4日に南昭和町の2か所のポスター掲示板で、特定の候補者の選挙ポスターの上に張り紙が貼られる事案も発生しています。
さらに徳島県内では、公示日前にも、特定の政党のポスターが赤いスプレーのようなもので落書きされるなど、複数の市町村で掲示板や選挙ポスターへのいたずらが確認されています。