経済的な理由で医療機関の受診が遅れて亡くなった人が、去年県内で1人いたことがわかりました。沖縄民医連は去年1年間で経済的な理由により医療機関の受診が遅れて亡くなった人が全国で48人いたとする、全日本民医連の調査結果を発表しました。
このうち、1人は県内だということです。
沖縄民医連は国民健康保険税が払えず無保険であることや、加入していても窓口負担額の不安感で受診や治療を控えるケースなどがあると指摘しています。
▼沖縄民医連・名嘉共道 事務局長
「(国保)制度の改善として国保税を引き下げる窓口負担額を引き下げるのも大きな改善に向けての要素だと思う」
沖縄民医連は国保税の引き下げや。相談窓口の周知を求めています。