先月28日、愛媛県新居浜市の西赤石山に登山に出かけたまま行方が分からなくなっていた男性が5日午前付近の川で遺体で発見されました。

発見されたのは新居浜市の会社員太田学さん(59)で先月28日の午前中、市内大永山付近の西赤石山に登山に出かけたまま連絡が取れなくなっていました。

警察によりますと、太田さんは、日浦の登山口から1人で登ったとみられ、警察と消防のべ122人で2つの登山口から山頂へ向かうルート周辺を捜索しましたが、発見には至りませんでした。

今月2日からは太田さんの家族が依頼した民間の山岳遭難捜索隊が捜索に入り、5日午前9時半ごろ、登山道からおよそ200メートル離れた川の滝壺で太田さんが発見され、その場で死亡が確認されました。

太田さんに目立った外傷は見られず、警察は転落した可能性も含め捜査しています。