1995年に殺人事件で長女が犠牲になった弘前市の女性が弘前市の高校で、命の尊さについて講演しました。

「命の大切さを学ぶ教室」は県警が高校生を対象に毎年企画していて、この日は、弘前高校で行われました。講師はあおもり被害者支援センターの理事を務める青森県弘前市の山内久子さんです。
1995年の10月に神奈川県で起きた事件で当時大学3年生の長女がストーカー被害を受けたのち、刃物で殺害されました。

※山内久子さん
「たった1つの大切な命、夢、2度とない青春の日、これを無残にも加害者によって奪われてしまいました」
※生徒
「自分の命はほかの人にも大きな影響を与えるという言葉が非常に胸に響きました」

山内さんは「自分と同じく周りの人の命も大切にしてほしい」と命の尊さを訴えていました。