けさ早く、鹿児島県十島村の悪石島で震度5強を観測した地震について、気象庁は緊急の記者会見を行い、引き続き当分の間、最大震度6弱程度の地震に注意するよう呼びかけています。先月下旬以降の震度1以上の地震の回数は1300回を超えています。

きょう(5日)午前6時29分頃、鹿児島県十島村の悪石島で震度5強の強い揺れを観測したトカラ列島近海を震源とする地震について、気象庁は、午前8時半に緊急記者会見を行いました。

震度1以上を観測した地震は、先月21日の午前8時からきょう午前7時までに1303回を数え、震度5弱以上の地震は震度6弱が1回、震度5強が1回、震度5弱が3回のあわせて5回となっています。

気象庁は、揺れの強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっているとして、危険な場所に立ち入らずに身の安全を図るよう求めるとともに、引き続き当分の間、最大震度6弱程度の地震に注意するよう呼びかけています。