昨年度の漢字検定で優秀な成績をおさめたとして、大分市の向陽中学校が九州で唯一となる最優秀団体賞を受賞しました。

大分市の向陽中学は昨年度、団体で受験した日本漢字能力検定で、高い合格率を達成したとして最優秀団体賞に選ばれました。

4日は検定協会の八田香里常任理事が中学校を訪問し、優秀な成績をたたえ、生徒の代表に表彰状と盾を贈りました。

昨年度漢検を受験した全国1万7千団体のうち、文部科学大臣賞に次ぐ最優秀団体賞を受賞したのは向陽中を含め20団体で、九州では唯一です。

(生徒会長 池田篤朗さん)「日ごろから全員で切磋琢磨しながらやってきたことの成果だと思うので、とてもうれしいです。後輩たちにもこの流れを受け継いでいってもらえるように漢字の勉強の楽しさを教えていきたいです」

向陽中学では、各学年ごとに協会の設定する級より高い目標を掲げていて、毎週の小テストなどで日常的に漢字の力を磨いているということです。