県石油商業組合によるガソリン価格の事前調整問題で、阿部知事は改めて組合に報告を求める考えを示しました。
ガソリン価格の事前調整疑惑が持ち上がった今年2月、石油商組合は県に対し「事実は存在しなかった」とする中間報告を行いました。
しかし、組合が設置した第三者委員会は6月、この時の報告は事実に反していたと指摘。
知事はきょう(4日)の会見で。
阿部知事:「石商幹部から直接報告を受けた立場としては極めて遺憾な状況だと」

第三者委員会は報告で北信など3つの支部で事前の価格調整=カルテルが行われていたとしましたが、組合側は内容の一部を認めていません。

知事は組合に対し、改めて説明を求めています。
阿部知事:「第三者委員会の報告内容と組合の皆さんの認識が違っていると、その先に進みようがなくなってしまうので、まずそこはしっかり考え方をお示しいただきたい」
知事は公開の場で報告を受ける意向を示しましたが時期などは決まっていないということです。