今月6日から国賓としてモンゴルを公式訪問する天皇陛下が、皇嗣の秋篠宮さまに滞在中の国事行為を委任し臨時代行とする文書を渡されました。

秋篠宮さまはきょう(4日)午後4時頃、陛下のお住まいの御所を訪問されました。

陛下はモンゴルを訪問している期間中、国事行為を秋篠宮さまに委任し臨時代行とする文書を渡されました。

委任期間は陛下が皇后さまとともに国賓としてモンゴルを公式訪問する間で、6日に両陛下が乗る政府専用機が羽田空港を出発してから13日に帰国するまでだということです。

憲法で定められている「天皇の国事行為」は内閣の助言と承認の下で行う、法律や政令の公布、国会の召集、大臣の任免、大使の信任状の認証などです。

陛下の外国訪問中に秋篠宮さまが国事行為の臨時代行を務められるのは4回目です。