大手製薬会社とコンビニが共同で熱中症予防を呼びかけています。
キャンペーンを行っているのは大塚製薬とコンビニのセブン-イレブン、ファミリーマートです。大塚製薬と高知県内のセブンーイレブンはどちらも県と「包括協定」を結んでいて、2024年から県民の健康増進を目的に熱中症予防キャンペーンに取り組んでいます。店内に入ると目を引くのが、デジタルサイネージ。およそ15秒の動画で、水分補給や適切な温度設定など重点的に伝えたいポイントを分かりやすくまとめています。

(大塚製薬 徳島支店 高知出張所 ニュートラシューティカルズ事業部 正木善朗所長)
「皆さんの頭に残るサイネージを活用した。私どもの生活に身近な場所だと思いますので、そういったところで熱中症を啓発することは大変意義のあることだと思っています」

県によりますと6月、県内で熱中症の疑いで救急搬送された件数は125件に上り、2024年6月に比べほぼ倍増しているということです。

(県健康政策部健康対策課 柳本祥子 チーフ)
「8月にはよさこい祭りや花火大会など夏のイベントも多くなりますので、水分対策や天気予報を見るなど熱中症に対する注意をしながら、夏のイベントを楽しんでいただきたい」

キャンペーンは7月14日(月)までです。