3日、参議院議員選挙が公示されました。定数1の富山選挙区にはこれまでのところ5人が立候補の届け出を済ませ、17日間の選挙戦に入りました。

参院選、富山選挙区に立候補したのは届け出順に参政党・新人の田保智世候補(59)、国民民主党・新人の庭田幸恵候補(57)、諸派・新人の佐藤明候補(50)、自民党現職で公明党が推薦する堂故茂候補(72)、共産党・新人の坂本洋史候補(54)の5人です。各候補の訴えです。

参政党/新 田保智世候補:「私たちは今こそすべてを国民の手に取り戻さなくてはならないです。政府与党に任せておく、選挙にいかないとは、そういうことです。その選択を私たちはどうか考えなおしてほしいと思っています」

国民民主党/新 庭田幸恵候補:「私は必ずこの夏はまず現役世代からもっともっと手取りが増える夏。これを実現したいと思っています。日本の政治を変える夏をなんとしてもここ富山からつくっていきたいと私は思っております」

諸派/新 佐藤明候補:「NHK党としての公約とか訴えたいことであれば、NHKとメディアによる利権行動と偏向報道をぶっ壊す。このワンイシューになります」

自民党/現 堂故茂候補:「物価高対策の最善の処方箋は、賃上げだと思っています。経済が回り始めています。今、自民党では、この5年間で、手取りを100万円増やす。公言して絶対にこれは実現しなきゃいけないと思っています」

共産党/新 坂本洋史候補:「消費税を減税する財源はあります。大企業、富裕層に特別の減税を長年やってきました。大体11兆円です。大企業への減税をやめさせれば11兆円の財源生まれるじゃありませんか。ここにこそメスを入れなければなりません」

参院選は物価高や経済対策などを主な争点に17日間にわたる選挙戦が繰り広げられます。

投票は今月20日で、即日開票されます。