山形県内で許可を得ずに風俗営業をしていたとして、2日から3日にかけ、警察は外国籍の女3人を逮捕しました。先月の罰則強化後、東北では初の検挙だということです。

風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律違反と、出入国管理及び難民認定法違反で逮捕されたのは、タイ国籍の女3人です。

飲食店を経営する女は、山形県公安委員会から風俗営業の許可を得ずに、2日の午後11時ごろ、女性従業員である2人に飲食店内で許可されていない接待をさせ、また酒類の提供も行い飲食させた疑いです。

無許可の接待が行われていたのは、山形市香澄町一丁目の飲食店「バンコク」と、天童市鎌田本町一丁目の飲食店「スコータイ」だということです。

また従業員の2人は在留期間がおととしと去年まででしたが、それぞれ出国せずに不法に日本で働いていました。

3人が関わった店で接待を受けたとの情報を受けた警察が、仙台出入国在留管理局員と合同で摘発したということです。

警察は、今回の事件について、先月28日に行われた風営法の罰則強化の施行後としては東北地方初の検挙だとしています。